リスクマネジメントの構造

「リスクマネジメント・システムの構造」

  • 企業のリスクマネジメント・システムは、コンプライアンス(法令・規則等の遵守)、レピュテーション・リスク、リスクマネジメントの三つに分けて考えるのが簡明です。
  • コンプライアンスの遵守体制が確立している企業は、必然的に社会的信用(レピュテーション)が増し業務を有利に展開できます。また、リスクマネジメントに対しても、業務の最前線で各種のリスクに直面するスタッフの各種法令、規則への遵守体制が確立しているので、リスクの軽減が実現できます。其の上でのリスクマネジメント体制の確立は、組織全体のリスクに対する対応力を向上させ、業績目標達成の確率を上げることが可能になります。
  • さらに、この体制の確立は、リスクマネジメントのもう一つの重要な目的である『賢明なリスク選択(risk-taking)』に大きく貢献することが出来ます。企業内で行われる意思決定者にその決定の実行段階で待ち受けるリスクに関す情報をタイムリーの提供することにより、その判断を成功確率の高いものにすることが出来ます。